【大学生におすすめ】塾講師バイトのメリット|タイプ別おすすめ塾も!
2023/04/03
大学生が社会と接点を持つことができる機会にバイトがあります。バイト生活により、普段関わることの無い方とも接することができ、多くのメリットを得ることができます。また、受験や小中高で勉強した知識をそのまま生かせることができますので、大学生にとって塾講師バイトは始めやすいアルバイトとも言えるでしょう。
では大学生が塾講師のバイトを経験することで、どのようなメリットが考えられるのでしょうか。この記事では評判や口コミから塾講師バイトが大学生におすすめな理由を解説します。
塾講師バイトの仕事内容は?
「塾講師バイトに興味はあるけれど、実際の仕事内容は何をやるの?」と思われる方も多いと思います。まずは、塾講師バイトが何をする仕事なのかを簡単に解説します。
塾講師の仕事は授業がメイン
イメージ通りと思いますが、塾講師の仕事内容は、小学生・中学生・高校生に対して授業を行うことがメインとなります。約60~90分を1コマとし、生徒に対して勉強を教えます。
指導形態については、1~5人の生徒に対して個別に勉強を教える「個別指導塾」と、大人数に対して一斉に授業を行う「集団指導塾」に大別されます。
授業以外には予習と報告書作成も
授業以外の仕事内容としては、予習と報告書作成があります。
どの授業に関してもぶっつけで行うことはなく、予め予習をし授業をどのように進めるかをイメージする必要があります。
また、授業が終わったらどのような授業を行ったか、生徒の様子はどうだったかを報告書にまとめ、社員に提出いたします。
大学生におすすめの理由! 塾講師バイトのメリット
メリット①「コミュニケーション能力の向上」
大学生が塾講師のバイトをすることで得られるおすすめのメリットの一つに「コミュニケーション能力の向上」があります。
塾講師はたくさんの生徒、保護者、先輩社員など、幅広い年代や立場の方々と関わることができます。特に生徒への指導においては、これをやれば成績が上がるという正解がないため、個々に合わせたコミュニケーションが必要となります。
生徒との関係が深くなるにつれ、成績に関係する真剣な相談から日常生活のことまで、幅広い会話をする機会が増えます。 保護者への対応では、大学生活で普段接することのない年代の方への丁寧な応対を学ぶことができます。また、先輩社員とのコミュニケーションでは、社会人になった時の上司と部下の関係を体験することができます。
コミュニケーション能力の向上を大学生のうちから意識的に行うことはとてもおすすめ。就職活動はもちろん、社会人になってからも役立つことは間違いありません。
メリット②「プレゼン能力の向上」
大学生に塾講師バイトをおすすめする上で特に大きいのが、「プレゼン能力の向上」というメリットです。
生徒に勉強を教えるにあたり、まず学習に興味を持ってもらう必要があります。その上で、学習内容をわかりやすく伝えます。
この伝え方というのがとても重要で、ただ教科書を読み聞かせただけでは生徒は理解してくれません。話す順序やトーン、話すスピード、相手の反応を見ながらの臨機応変な対応が求められるのです。
また、話すだけではなく、資料の準備や過去問の調査など、相手により深く内容を理解してもらうための努力も必要とされます。これはまさしく「プレゼン能力」です。大学生活で塾講師のバイトをしっかり続けることで、自分自身の考えも整理しつつ、伝えたいことを相手に的確に伝える能力が自然と身につきます。
メリット③「生徒の成長が感じられる」
大学生に塾講師バイトをおすすめする上でも「生徒の成長が感じられる」というのも大きなおすすめのポイントになります。今までは解けなかった問題が、自分の教えによって解けるようになるのは、教える側にとっては最大の喜びです。
また、勉強面だけではなく、精神面の成長を感じられるというのも大きなメリットです。今までは勉強を言われるまでやらなかったり、宿題をやってこなかったりしていた生徒が、気付けば自主的に勉強に励み、分からないところを質問してくるというように変化することもあります。
塾講師は生徒にわかりやすく勉強を教えるために尽力しますが、その努力に生徒が実際に応え、成長してくれることは大きな喜びであり、塾講師のモチベーションにもつながります。このような喜びは、生徒に長期間接することのできる塾講師特有のものと言え、他のバイトをしている大学生では味わえない塾講師バイトの魅力です。
メリット④「時給・月収が高い」
大学生に塾講師バイトをおすすめするメリットの一つは「時給・月収が高い」ということです。大学生のバイトで飲食店やスーパー・コンビニなどは、よくても時給1,000円程度ですが、塾講師のバイトは時給1,500円以上の場合がほとんどなので、お金のない大学生にとって高時給のバイトであることは間違いなく、お金を重要視する方におすすめです。
また、シフトを組む際に1コマ単位でバイトに入れることもあるので、大学生活の授業やサークル活動の合間に短時間だけ働くことも可能です。
加えて、塾には夏期講習や冬期講習があるのが一般的です。授業数も増えるので大学の休暇中にまとまった収入を得ることも可能です。
このように塾講師バイトは高時給で、かつ自分のライフスタイルに合った働き方ができるので大学生にはおすすめの、とても人気のバイトです。
タイプ別おすすめの塾講師バイト形態
大学生にとっての塾講師バイトのメリットについてご理解いただけましたでしょうか? とはいえ、塾講師塾講師バイトといっても様々な形態があります。どのようなタイプの方がどんな塾の形態におすすめなのかを解説いたします。
①プレゼン能力を鍛えたい・高時給で稼ぎたい大学生は「集団指導塾」がおすすめ
大学の授業のように、1つの教室にたくさん並べられた机に生徒さんが着席していて、ホワイトボードや黒板の前の先生が一斉指導をするのが「集団指導塾」です。
たった1人で多数の生徒さんの人生に貢献することができますが、求められるプレゼン能力は高いといえるでしょう。卒業後に教師を目指される方にとっても集団指導塾バイトは強くおすすめです。
また、求められるプレゼン能力が高い分、個別指導塾と比べて集団指導塾は時給が高く設定されていることも多いようです。
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②コミュニケーション能力を鍛えたい・生徒一人一人と向き合いたい大学生は「個別指導塾」がおすすめ
1つの教室にパーティションで区切られたスペースが複数並んでいて、通常1名から5名程度までの人数の生徒に対して先生が移動しながら指導する形式が「個別指導」と呼ばれています。
個別指導は、何よりも生徒との距離が近く、近くにいる時間が長いことが特徴的です。集団指導以上に、生徒さま一人一人とのコミュニケーションが指導の成果に影響を及ぼすといえるでしょう。
また、集団指導塾と比べ必要な先生の数が多くなりますので、先生間でも多くのコミュニケーションが発生することも特徴です。バイト先に友達作りなどの出会いを求める方にもおすすめです。
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③自宅で効率的に稼ぎたい大学生は「オンライン指導塾」がおすすめ
最近ではオンラインサービスを活用したオンライン指導塾も多くなっていきています。オンラインであっても個別指導塾、集団指導塾と塾によって指導形態は異なります。
オンライン指導塾では通塾する必要がありませんので、自宅から効率的に稼ぐことが可能です。また、近年社会人でも需要が高まってきているオンライン上でのコミュニケーションスキルも身につけられますよ。
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「私にもなれる?」大学生が塾講師バイトになるには
必要な学歴は? 塾講師バイトは大学生でもできる?
答えはできるということになります。むしろ人件費を安く抑えるという目的であれば、講師を雇う側からすれば大学生は歓迎される立場でしょう。
そして専任講師よりは安い給与だとしても、大学生の立場からすれば他の仕事をするよりは格段に時給が良いので、実際のところ人気の職種になっています。
大学生にとっては、大学での講義が終わってから塾に向かえば十分間に合いますし、就業時間も夜遅くなるということはありません。つまり時間的に無理のない仕事ということになります。他の仕事で同じ給与を稼ごうとすると、夜遅くまで働かないといけないという事情からすれば、非常に良いアルバイトです。
必要な学力のレベルは
仮に小学生だけを教える塾だったとしても、中学校卒業レベルくらいの勉強ができることは必要とされるでしょう。 高校生や受験生を教えるなら、やはり高校卒業レベルの勉強が一通りできなければなりませんし、中学高校で全く勉強しておらず、大学受験も経験がなく、どうにかこうにか学校の推薦で入ったという大学生では、もしかしたら塾のアルバイトで採用されるのは難しいかもしれません。
しかしそのような人が塾でアルバイトをしたい大学生は、極めて稀なケースでしょう。勤める塾が求めるレベルによりますが、センター試験や大学個別の一般試験を突破した大学生であれば、その大学の偏差値によらず、どこか受け入れてくれる会社はあると思って良いでしょう。
今は大学全入時代と言われ、生徒の学力も多様化する傾向にあります。どのレベルにいる子も大学入学を目指せるということは、生徒の学力の各段階に学習指導のニーズがあるということでもあります。「自分は頭が悪いから」と自信がなく、応募する前から塾のアルバイトを諦めてしまっている大学生の方も多いとは思いますが、あなたがもしそうであれば、あなたが思っているほど塾講師になるために求められる純粋な学力は高くないとアドバイスしておきます。
必要な資格や資質は?
忙しい大学生も何か資格取得が必要なのでしょうか? 結論から言えば、基本的に塾講師になるためには必要な資格はありません。塾講師JAPANでの求人情報を見てもわかるように、募集要項で必要な資格を定めている教室はほとんどありません。
一方の資質について、塾講師のそもそもの役割は、「勉強を教えて生徒の成績を伸ばす」ことですので、一定以上の学力は当然必要です。ただし、「自分がわかる」ことと「人に教える」ことは、必ずしもイコールではありません。そのため、「勉強に自信がある大学生」が「教えるのが上手な塾講師」になれるとは限らないのです。
塾講師は、「勉強が不得意な生徒にわかりやすく教えること」「その生徒の気持ちになって接すること」が非常に重要です。そのため、多くの場合、生徒に寄りそう姿勢や、すぐにわからなくても粘り強く、工夫して説明をすることが求められます。「分かる生徒だけがついてくればよい」という姿勢では、決して勤まりません。
勉強を教えること以外でも、生徒と信頼関係を結ぶためには生徒の話題に合わせたり、共感してあげられるコミュニケーション能力は必要な資質の一つといえるでしょう。
服装や髪色は?
服装は塾によってスーツを着なければいけない場合と、私服でも構わないという場合があります。
まず、スーツ着用を義務付けられている塾について。スーツというと大学生の場合、入学式で着ることが初めてで着慣れていないかもしれません。確かにスーツは価格が高いですし、楽ではないかもしれません。しかし、そこは少しだけ我慢して、まずは見た目を社会人のようして、あなたを見る周りの目を変えてみましょう。
続いて、服装がスーツではないという塾も、実際は多くあります。たとえば、理科の先生が着ていそうな白衣が制服というところがあります。私服の上から白衣を着ればいいので、スーツよりは比較的楽な格好です。
スーツや白衣といった特定の服装ではなく、あなた自身の私服で構わないというところもあります。そういう塾の傾向としては、個人経営のところで、塾長の意向で講師の私服着用を許可しているようです。
また、塾講師というお堅い職業とはいえ、大学生にとって重要な髪色は、アルバイトの場合はそこまで規則でがちがちに縛られてしまうということはそう多くはないでしょうから安心してください。
しかし、髪色の基準はそれぞれの塾で違います。心配な方はバイト求人で「茶髪OK」と明確に明記されているようなところを選ぶようにするか、事前に聞いてみるようにしましょう。
面接や採用試験を突破しよう
大学生が塾講師としてアルバイトをしたいと考えるならば、塾が実施する採用試験に合格しなければなりません。採用試験には講師として生徒に教えられるくらいの学力があるかどうかを試す教科の試験(筆記試験)と、講師として相応しい人物かどうかを判断する面接試験があります。
また、教科の試験、面接試験をおこなう前に、書類選考がある場合もあります。塾講師のアルバイトをしたいという人には、大学生以外にも社会人・講師の経験者など、あらゆる方がいます。志望人数が多すぎるときに、その全ての方に対応するのは塾側も大変なので、最初に書類選考をおこなうというわけです。
大学生の塾講師バイトあるある ~評判や口コミから考察~
もし、大学生が塾講師バイトを始めたら、どのような生活が待っているのでしょうか?
ここでは口コミや評判から大学生の塾講師あるあるを紹介いたします。実際に塾講師バイトを始めた時のイメージを膨らませてみてくださいね。
あるある① 子供との接し方がうまくなる
一般の大学生だとあまり触れる機会の少ない、小学生や中学生に対して授業をすることが仕事になるため、必然的に子供との接し方がうまくなります。
あるある② 人前で話すことがうまくなる
相手が子供とはいえ、塾講師は人前で話すことが仕事になります。人は経験が多ければ多いほど、何事も慣れ得意になっていくもの。
塾講師バイトの経験があると、大学の授業などでプレゼンをする場面などでも、緊張することなく堂々と話す力が身につくでしょう。
あるある③ 講習期間はがっつり稼げる
「夏期講習(7~8月)」「冬期講習(12~1月)」「春期講習(3~4月)」の季節ごとの講習期間は生徒が長期休みの際に行われるもの。そして同様に多くの大学生も長期休みとなります。普段の授業は夕方以降のみでも、この時期は午前からたっぷり授業がありがっつり稼げます。
講習期間明けの給与明細を見て、思わずにやけてしまうのも大学生の塾講師バイトあるあるといえるでしょう。
あるある④ 『生徒のために頑張る』というモチベーションが強くなる
何度も同じ生徒と接していると、「成績が上がった!」「学校では分からなかったことが●●先生のおかげで分かった!」等の言葉をもらうことがあります。
生徒が自分の弟・妹のようにも思えてきて、生徒のために頑張ろうという気持ちが段々と強くなっていきます。非常に大きなやりがいを感じることができますよ。
塾講師バイトは就職活動(就活)に有利?
大学生になりたての方にはピンと来ないかもしれませんが、大学生活の後半には人生を大きく左右する就職活動(就活)が待っています。就活では企業に対して自分の経験や強みをアピールしなければなりません。
なお、塾講師の仕事の本質は以下のようなものがあります。
・難しい内容をわかりやすく教えること
・相手の理解度や反応に応じて教え方を変えて、一人ひとりに合った教え方・伝え方を考えること
・目標から逆算して、課題解決(勉強の進捗を管理)をすること
・相手(生徒や保護者)と信頼関係をつくること
・そのために、円滑なコミュニケーションをすること
実はこれらは全て社会人となってビジネスをする上でも非常に重要なことなんですね。大学生のうちからビジネスに直結する経験を持っていることは、採用する企業からしてもとても魅力的です。
塾講師バイトを通して得られる経験は、就職活動でも十分アピールすることができるものです。塾講師バイトは就職活動(就活)をする上では有利に働くことは多く、長期的に見ても大学生におすすめですよ。
塾講師バイトは大学生におすすめのポイントがたくさん
塾講師バイトでは生徒だけでなく、保護者や先輩社員など幅広い年代の方々と関わります。生徒一人一人に合わせた指導や、自分より年上の方との会話の中で、コミュニケーション能力は自然に培われます。
生徒に理解してもらおうとする努力からプレゼン能力も向上します。教えたことが生徒に理解してもらえ、スラスラと問題が解けるようになると生徒の成長も身近に感じられます。
もちろん数多くあるバイトの中でも塾講師バイトは時給が高めのバイトです。夏期講習や冬期講習のある時期は大学の休みとも重なり、いつもより授業にたくさん入ることもできます。 おすすめの塾講師バイトを経験することで、自分自身の成長にも繋げてみてください。
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