自立学習指導塾―指導形態と講師のお仕事
「自立学習」という言葉自体を初めて聞かれたかもしれません。
言葉自体は昔からあると思いますが、最近言われている「自立学習」とは、パソコンやテレビモニターに授業の映像や問題が出てきて、生徒が各自のペースで学習を進めるという学習方法を指していることが多いようです。
「自立学習指導」というのは、生徒が映像やソフトを学習する際に機器の操作方法や授業で分からない部分の質問に答えたり、進度、モチベーションを管理したりすることになります。
特に近隣に一定レベル以上の学力を有する大学生がいない塾で採用されていたりします。より安価に質の高い授業を提供したいという塾側のニーズと、iPadなどのハードウェアの進化もあって、今後増えていくことが予想されます。
自立学習指導の「スキル」と「やりがい」
授業そのものは映像やパソコンソフトを使って行われます。
また、分からないところも、インターネット、電話、Faxなどで別の場所にいる先生に質問できるシステムになっていることも多く、塾バイトとしては、高度な科目の知識は求められないことが多いでしょう。
生徒への操作説明、進捗管理、気分転換をさせるスキルが求められることになりますが、やはり一定の科目の知識がある方が、生徒の学力向上に貢献でき、尊敬も得られるので「やりがい」も大きくなるようです。
自立学習指導塾の恋愛
自立学習指導だけを行う塾の場合、講師バイト同士で「恋愛」に発展する可能性は低いでしょう。理由は恋愛対象となるアルバイトの絶対数が少ないためです。
ただ、自立学習指導は、集団指導塾、個別指導塾の1サービスとして提供されていることが多いので、考える必要がない項目かもしれません。